みなさま、こんにちは。
Chan.なべ。です。
今回は睡眠について、TEDの「睡眠の各段階の役割」を参考に、分かりやすく解説していこうと思います。
睡眠はなぜ必要なのか?
人間には睡眠欲があるから!これが一番の理由です!
それは当たり前なので、ではなぜそういう行動をしなければならないのか、ということですよね。
生物にとって当たり前の行動とも言える睡眠。
でもこの行動は未だに謎だらけだと言われています。
医学的に言われているのが睡眠は疲れを取ると言われています。
でも理論的にはどのような仕組みで疲れを取っているのか、実体験を毎日しているにも関わらずよくわからないですよね。。。
睡眠時に起きている現象、その1(ノンレム睡眠)
みなさまは寝ている時にまさか、目を開けて寝ることはないでしょう。。。👀
目をつむって寝ている時に起きている代表的な現象としてノンレム睡眠があります。
ノンレムというのは英語でNon-Rapid Eye Movementの略で日本語直訳で「眼球移動がない状態」ということになります。そうなんです。普通な状態、、、想像できる状態です。
ノンレム睡眠はさらにステージという区分けで4ステージに分かれています。
ステージ1、ステージ2、ステージ3、ステージ4といった具合にです。
ステージの数字が高くなればなるほど、眠りが深い状態を表します。
ノンレム睡眠の浅い段階、ステージ1に入ると心拍数が段々と現象していき、それに伴って体温が低下します。その際に脳電位波の動きが現象し始めます。
ノンレム睡眠がより深い段階、ステージ3、4になっていくと突然、脳は活発化し始めます。その際に大きな脳波を発生させます。脳が活発化している状態では記憶の定着や脳内情報の整理、統合が行われています。
体の方はというと、免疫機能を再構築し、心臓や血管内をきれいにお掃除、修復作業をします。
睡眠時に起きている現象、その2(レム睡眠)
もう一つの睡眠中の代表的な現象として挙げられるレム睡眠。
こちらはRapid Eye Movement状態なので「高速眼球移動がある状態」ということです。。。
いやいや、こっわー。。。👁👁
目が勝手にビュンビュン動いているのは全然想像できませんし、逆に疲れそうですよね。
この状態では幻覚症状、つまり「夢」を見るということになります。この時も脳波の活動が活発化し、感情の整理、応急処置が施されます。
情報の整理とともにこの感情の整理により、目が覚めた後に心理的、精神的ストレスの減少や、問題解決手法の発見などの効果が得られます。
レム睡眠不足がアルツハイマー病などの認知症の可能性がある、とも言われています。
睡眠には波がある
説明したノンレム睡眠とレム睡眠には交互に起こる波があります。
睡眠の前半は90分周期の大部分が深い、ステージ3、4のノンレム睡眠状態で、
睡眠の後半に入ると90分のほとんどがレム睡眠、つまり夢を見る状態と、ステージ2の浅いノンレム睡眠で構成されることになります。
睡眠には脳を休める効果、体を休める効果がメインとなるノンレム睡眠と
精神的、心理的な部分を回復する効果がメインとなるレム睡眠とに分かれるという事になります。
睡眠時間とノンレム、レム睡眠との構成割合との関係
例えば夜10時に寝て、朝6時に起きるという8時間睡眠生活を考えます。
こんな生活できる人は本当に羨ましい限り。。。
ここで今日は朝から会議など、急な用事が入り朝4時に起きなければならない、という事になったとします。
睡眠時間だけを考えれば8時間を100%とすれば、2時間減るため25%の睡眠時間が減った事になるでしょう。
しかし、後半に集中的に発生するレム睡眠の期間がごっそりとカットされる事になるため、脳と精神的、心理的な休息が少なくなり、アルツハイマー病などのリスクが上がる可能性がグッと高くなります。その損失は25%をはるかに上回る損失ではないか?とも言われています。
眠り過ぎも良くないですが、できれば7時間は確保し、朝をしっかり迎えるような生活を心がける必要があるという事になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
睡眠には大きく
- ノンレム睡眠(ステージ1〜4、数字が大きいほどより深い眠り)
- レム睡眠
があり、
- 睡眠の前半はノンレム睡眠が大半を占め、脳や体全体を回復する
- 睡眠の後半は脳と精神的、心理的な修復、回復を行う
事になります。
TEDでは分かりやすく解説されていますので、そちらのリンクも貼っておきます。
みなさまのご健康に役立つことを祈っています。
それではGood Sleep!!💤
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