みなさま、こんにちは。
Chan.なべ。です。
本日ご紹介したいのは、相手を「自分の物差しで測りたがる人、測らない人」、そしてその行動によって「成功する人、しない人」の特徴を解説していきたいと思います。
自分の物差しで相手を測ることは良いことなのか、良くないことなのか、
それはそこからどう自分自身で捉えて、そこからどういう行動を起こせるか、
それが重要になってきます。
なぜ人は相手を比べたがるのか?
相手を比べる一つの理由には、自分が相手よりも何かしら優位な点があるかどうか、ということになります。
それは「自分の方が幸せである」ということを無意識のうちに判別しようとするのでしょう。
こう考えると「人間はマウントを取りたがる生物なのか」と思われることもあるでしょう。
私が大好きな漫画の一つ「寄生獣」に出てくるある言葉を思い出します。
広川市長の放った最後の演説にある言葉の中でこういったセリフがあります。
「環境保護も、全ては人間を目安とした歪な物ばかりだ。」
何を物差しにして私たちは地球に貢献すべきなのか、非常に考えさせられるセリフの一つですね。
しかしよくよく考えてみてください。
この地球の中で暮らしていくためには、限られた資源を約80億人の人口、他の生命体と競い合うとなった場合にそもそも生活出来るのか?ということになります。
つまり資源を取り合う争いを私たちは生まれながらにして、そのゲームに参加しているわけですね。
食べ物も、お金も資源の一つなのです。
そういった意味では「人よりも優れているかどうか」ということは生きる上でも重要である、ということが分かります。特に資本主義で生き抜く方々にとっては。。。
他人を気にしない(物差しで測らない)人とは
自分は自分、相手は相手、と特に誰のスペックが良いとか悪いとかは関係なく、
自分のやりたいことを自分だけでやっていくスタイルの人がこれに当てはまります。
こういう人達はパッと見は「成功する人」のように見えます。
しかし必ずしもそうとは限らない、ということです。
例えば、会社勤めでこういう性格のパターンですと、相手のレベルを汲み取ろうとしないため、多人数でのプロジェクトで進める仕事では不利になるタイプだと推測できます。
そうなってくると毎度同じような業務を与えられ中々昇給、昇進にならないケースになります。
こういう場合は仕事をしながら副業を行うか、自分自身のやりたいことで稼げるように起業するか、です。
ただし、何を成功とするかにもよりますが、お金持ちとして成功するのであればやはり相手を気にしないで自分自身のスペックだけで戦うのには限界が来ます。
個人のスペックだけで勝てるのは本当にアーティストやプロスポーツ選手ぐらいではないでしょうか。
では、成功する人は相手を物差しで見てる?
相手を比べる、つまり相手を知ることはビジネスにおいては非常に重要です。
マーケティング力と言いますか、市場優位性な立場のカテゴリでビジネスチャンスを掴むことも必要ですし、競合他社のスペックを調べ上げそれを上回る製品を市場投入する、ということが重要な場合があります。
孫子の言葉を借りれば、
「相手を知り、己を知れば百戦殆からず」
ですね。
特に日本人にはそういったマインドを強く持っている人が多く、ある種の劣等感を持っている人が多いのでしょう。
勝負に対する勝ち負けというのは自分自身を成長させ、相手と競いながら行われた結果であり、
相手の成長を把握、認めた上で真剣勝負をするものです。
しかし、本当に頭の良い人はスペックだけの勝負ではなく、相手との相性や、相手の弱みを把握してその弱点をついて戦うのが定石です。
つまり、そういう人がビジネスにおける「成功する人」と言われるところです。
自分の好きなことだけやっていては、ことお金を稼ぐということに関しては上手くいかないものです。
必ずしもそういう壁にはぶち当たるはずで、その壁をどう乗り越えるということを考えることが必要であり、そのためには自分を知って、その自分自身を基準として勝負する相手を徹底的に調べ尽くします。
やはり人間はマウントを取りたがる生物なのでしょうか。
更にいうとここからもう一皮剥けるためのアドバイスがあります。
私の周りの「成功している人」というのはそういった相手を自分の物差しで測るだけの測量士では無いということです。
そういう人はどういうマインドなのでしょうか。
まず、自分のことを知っている、自分の出来る範囲をしっかりわかっていることが大前提で、
その自分の能力に無い、または何かしら上回るスキルのある人に対しては尊敬の念を持ちます。
自分が分からないことがあれば、尊敬している人に積極的に聞きまくります。
すごく貪欲に吸収しようとします。それを自分の今までの経験と自分の将来像、指針とを上手く組み合わせ、昇華することでオリジナリティのあるアイデアでビジネスチャンスを掴もうとします。
「自分自身愚直に思われても良い!絶対にその知識を習得して自分の今後の人生に生かすんだ!」
更には自分を自慢げにひけらかすようなこともせずに、困っている人がいればその人たちに対して積極的にサポートやアドバイスを送ろうとします。
このように相手を否定することもなく、自分自身もポジティブにレベルアップすることで、誰も傷をつけることなくハッピーになるわけです。
世の中には相手の幸せに対して鼻につく、と思われるタイプの方もいるかと思います。
そういった人に対して何かしらマイナス面を見つけては否定しようとする人がいます。
でもそういう方はそれ以上成長しません。
大事なのは悔しいと思うこと、それを乗り越えようとすること、そしてその知識を皆様に共有すること。
測りたがる人はそういう成長の仕方をしてるんですね。
まとめ
この資本主義社会で成功するには
相手を自分の物差しで測ることは非常に重要であり、
そこから何を学び、どう将来に繋げていくかが重要です。
足りない部分はどうやって補うことができるかをしっかり考え、時にはライバルに教えを乞うことも厭わない精神が必要です。
まずは自分の周りで尊敬できる人を見つけ、その人からできる限りを吸収すると良いでしょう。
今回はいかがでしたでしょうか。
タイトルからして、かなりネガティブな内容かと思われたかもしれませんが、
前向きに捉えることで、自分を更に深く、大きく進化することがきっとできます。
相手を測るためにはまずは自分を棚卸することが重要です。
自分の長所、短所を恥ずかしがらずにメモに箇条書きでも良いので書くことをお勧めします。
転職する際にも非常に便利になりますよ。
参考になれば幸いです。
本日も、ありがとうございました。
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